【東京新馬戦】大器アスクビクターモア初陣Vへ万全!田村師「まだ子供っぽいのにとにかく動く」
2021年6月25日 05:30 東京土曜5R(芝1800メートル)で噂のディープインパクト産駒アスクビクターモア(牡=田村)がベールを脱ぐ。昨年のセレクトセールで1億7000万円(税抜き)の値がついた評判馬。半姉ケマーは英仏2カ国でマイルG1を勝っている。調教ではキルロード(6歳オープン)と併せて互角以上の動きを見せるなど素質が光る。田村師は「まだ体は子供っぽいのにとにかく動く。調子が良いオープン馬と併せようと思わせるぐらいだからね。同世代だと併せ馬にならないよ」と話す。
6月2、10、16日にWコースで66秒台を連発。23日の最終追いは坂路単走で4F54秒3。しっかりと仕上がった。「凄い時計を出しているから、最後はこれぐらいで大丈夫。一般的にはランクが上の馬と一緒に走るとオーラに負けちゃうけど、この馬は物おじしない。いい馬だと思う。気難しさもなく、操縦性も良い。新馬としてはきっちり走れている」とデビューが待ち遠しそうだった。