【宝塚記念】牝馬時代…(12)ミスマンマミーアに注目!雄大なフォームで走る姿に“ビビッ”
2021年6月25日 05:30 【G1ドキュメント・栗東=24日】上半期を締めくくる宝塚記念。19年リスグラシュー、20年クロノジェネシスと2年続けて牝馬が勝利を収め、近年は特に牝馬の時代到来を思わせる。今年も牝馬がタレント豊富。その中で新谷はミスマンマミーアに注目した。CWコースの最終リハは雄大なフォームで走る姿に思わずくぎ付けになってしまったほど。“ビビッ”と感じるものがあった。朝一番、スタンドで寺島師を発見。すかさず取材を開始した。
「ジョッキーを乗せてしっかり追い切れたし、1週スライドしたけど動きは良かった。前走は走り切っていないので疲れはなかった。中3週になるけど、いい状態で本番へ向かえそう」
前走・目黒記念はスローペースで自慢の末脚をフルに生かせず12着に敗れたが、2走前の大阪―ハンブルクCは後方待機策から差し切り。勝ち時計2分35秒1は芝2600メートルのJRAレコードを0秒7更新した。トレーナーは「時計勝負に対応できたし力を付けている。阪神2200メートルは勝っている(19年4月の500万下)し、内回りならヨーイドンの競馬になりにくいので」と舞台替わりを歓迎した。
枠は8枠12番。過去10年で7勝を挙げる8枠スタートを、佐藤助手は「後ろから行くので、もまれず運べる外枠は良かった」と歓迎。「しまいは脚を使うので、ある程度流れてほしい。当日、ひと雨降ればさらにいいと思います」と馬場悪化を願っていた。