【エクリプスS】仏2冠馬セントマークスバシリカが圧勝! ドバイSC覇者のミシュリフを撃破

2021年7月3日 23:59

ライアン・ムーア騎手

 欧州中距離路線の強豪が集った英G1のエクリプスS(サンダウン、芝9ハロン209ヤード)は4頭で争われ、1番人気の仏2冠馬セントマークスバシリカ(牡3=A・オブライエン、父シユーニ)が圧勝した。鞍上はライアン・ムーア。

 2着は昨年の英チャンピオンSなどG1を4勝しているアデイブ(セン7=W・ハガス、父ピヴォタル)。サウジカップ、ドバイシーマクラシックと連勝中で、2番人気のミシュリフ(牡4=J&T・ゴスデン、父メイクビリーヴ)は3着に終わった。

 セントマークスバシリカは今年の仏2000ギニー、仏ダービーを制した仏2冠馬。初対戦となった古馬を撃破し、昨年のデューハーストSからG14連勝となった。10月の仏G1凱旋門賞の有力馬にも挙げられており、英大手ブックメーカー・ウィリアムヒルはレース前の段階で単勝11倍の6番人気タイに支持していた。

 エクリプスSの過去の勝ち馬には、後に凱旋門賞を制する09年シーザスターズや15年ゴールデンホーン、すでに凱旋門賞の覇者だった19年エネイブルなど、ビッグネームがズラリ。昨年は1着がガイヤース、2着がエネイブルだった。

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