【レパードS】レプンカムイ 得意左回りでタイ獲る

2021年8月6日 05:30

 【東西ドキュメント・栗東=5日】暑さに負けない熱のこもった追い切りだった。レパードS出走馬で唯一、木曜追いのレプンカムイは朝一番に鮫島駿を背にCWコースへ。新谷は双眼鏡とストップウオッチを手に、追い切りを注視した。前半はゆったりと入り、5Fから徐々にスピードアップ。直線で加速すると雄大なフォームで5F71秒9~1F12秒0を刻んだ。稽古をつけた鮫島駿が切り出す。

 「先週しっかりやっているのでしまい重点。いつも稽古駆けするタイプだけど、今日もいい動きでした」

 前走のインディアTは逃げ馬を捉えに行く厳しい展開。レコード決着(1分41秒4)の0秒2差に踏ん張った2着は悲観する内容ではなかった。鞍上は「前走は大外枠(14番)も厳しかった。いいポジションを取れたし、負けたけど強い内容でした」と振り返った上で「中京で2勝しているように左回りは相性がいい。この条件はプラスになると思います」とタイトル奪取へ向け、力強く結んだ。見事に抽選を突破し、新谷の期待は膨れ上がった。

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2021年8月6日のニュース