ディープインパクト産駒スノーフォール 初の古馬対戦ヨークシャーオークスを完勝
2021年8月20日 00:03 19日、英国のヨーク競馬場でG1「ヨークシャーオークス」(芝11ハロン188ヤード=約2370メートル)が7頭で争われ、今年の英愛オークス馬であるディープインパクト産駒スノーフォール(牝3=愛国A・オブライエン)が6番手から直線は一気に脚を伸ばしてノーステッキで完勝。古馬との初対決をクリアして、目標の凱旋門賞(10月3日、パリロンシャン)に向けての視界良しだ。通算11戦5勝、G1・3勝目。
同馬はアイルランドのサラブレッド統括組織クールモアが、16年凱旋門賞馬ファウンドの全妹ベストインザワールドを繁殖として日本に送り、ノーザンファームで生産。2歳時は7戦1勝と平凡な成績だったが、3歳になってからこれで4連勝。A・オブライエン師と鞍上のムーアは昨年ラブに続く連覇を飾っている。この一戦を受けて英ブックメーカーのウィリアムヒル社はスノーフォールの凱旋門賞オッズを前日4倍(1番人気)から下げて、3・25倍に設定した。