【スプリンターズS1週前追い】ダノンスマッシュ 坂路1番時計4F50秒0 安田隆師「文句なし」
2021年9月24日 05:30
春秋スプリントG1連覇へ視界良好だ。秋G1開幕戦「第55回スプリンターズS」（10月3日、中山）の1週前追い切りが行われ、ダノンスマッシュ（牡6＝安田隆）は坂路1番時計の4F50秒0をマークした。
朝一番、川田を背に坂路へ。ダノンスプレンダー（5歳オープン）を内から追走する形でスタートした。最初の1F13秒6で入ると、ラスト2Fは11秒8→12秒2と抜群の切れ味を発揮し、僚馬に先着した。4F50秒0はこの日の一番時計。安田隆師は開口一番「いいですね。順調」と納得の表情を浮かべ「併せた相手を追い掛けて、どうなるかと思いましたが、スッと伸びてきた。文句なしの動き」と太鼓判を押した。
昨年暮れの香港スプリントでG1初制覇を飾ると、今年初戦の高松宮記念も連勝。父ロードカナロアが12、13年に連覇したこのレースで、3度目のG1父子制覇を完成させるかに注目が集まる。「ようやくお父さんに近づいてきたと思います。走りにも迫力が出てきましたし、いい結果を出したいです」と力強く結んだ。
