【スプリンターズS】2番人気レシステンシア2着 ルメール「仕方ない。勝った馬が強すぎた」
2021年10月3日 17:06 またも無念の銀メダル。2番人気レシステンシアに勝利の女神がほほ笑まなかった。道中4番手から直線もしっかり伸びたが、ゴールでは2馬身前に勝ち馬ピクシーナイトがいた。昨年の桜花賞、NHKマイルC、今春の高松宮記念に続き、実にG1で4度目の2着。
前走・セントウルS(1着)に続いて騎乗したルメールは「仕方ない…。4番手からいい競馬はできた。前走と比べると少し忙しかったけど、勝負所からはよく走ってくれた。勝った馬が強すぎた」と素直に勝者を称えた。一方、松下師は「また2着ですね。スタートも決め、折り合って、流れにも乗って、最後も伸びてくれているんですが…。安定して頑張ってくれるけど、なにか1頭前にいる」と愛馬の健闘を称えつつ、無念の表情を浮かべた。
今後について、同師は「栗東に帰ってから様子を見て決めます」と話した。2歳時の阪神JF以来、見離されているG1制覇の夢。ただ、その資格があることは初参戦の中山でも十分に証明した。