【エ女王杯】G1馬まさかの完敗 レイパパレ伸びず6着、アカイトリノムスメは7着

2021年11月15日 05:30

<阪神11R・エリザベス女王杯>引き揚げる6着のレイパパレ(左)と7着のアカイトリノムスメ(右)(撮影・奥 調)

 人気を分け合ったG1ホース2頭が馬群に沈み、大波乱になった。1番人気レイパパレは最内枠から好位をキープ。3コーナー過ぎで先頭に立ったが、残り200メートルでかわされて6着に敗れた。ルメールは「ずっと引っ掛かった。冷静に走ってくれなかったね。早く動いたけど最後はストライドが止まってしまった。距離も長かったし、コントロールが難しかったね」と気性面を敗因に挙げた。来月12日に行われる香港国際競走(シャティン)のカップ&マイルに選出済みだが、遠征するかは未定。

 2番人気の秋華賞馬アカイトリノムスメはレイパパレをマークする位置取り。勝負どころは外から来た勝ち馬と馬体を併せる形になったが、伸び切れず7着に敗れた。戸崎は「前に行った馬には苦しい形に。外から来られた時には反応できなかった」と回顧。母アパパネ(10、11年3着)のリベンジはならず。国枝師は「残念、無念。これから経験を積んでいってくれたら」と成長に期待した。

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