菜七子、調教騎乗再開 1カ月半ぶり 「すぐに感覚が戻りました」 “復帰V”への意欲も
2021年11月27日 09:16 10月17日の新潟2R騎乗中に左鎖骨を骨折し、戦線を離脱していた藤田菜七子(24)が27日朝、美浦トレセンで調教騎乗を再開した。夜明け前の午前4時30分のコース開場から精力的に騎乗。所属する根本厩舎の管理馬3頭の調教をつけた。坂路やWコースではキャンターも行い、順調な回復ぶりをアピールした。
約1カ月半ぶりの騎乗に、藤田は「最初にまたがった時は凄く久しぶりな感じがしましたが、1頭乗ったらすぐに感覚が戻りました」と、まずは安どの表情。「リハビリやトレーニングは積んできたが、やはり1頭の馬に乗ることの大切さが分かりました」と笑顔を見せた。
今後は12月4日に開幕する中京開催からの実戦復帰を予定。新型コロナによる制限が緩和され、騎手の口取り式(優勝馬の記念撮影)参加も再開。藤田は「競馬場にお客さんが徐々に戻り始めているし、早く勝って口取りの写真を撮りたいです」と“復帰V”への意欲を口にした。