【東京新聞杯】ファインルージュ 悔しい2着 直線で前が空かず…今年の重賞1番人気13連敗

2022年2月7日 05:30

ファインルージュ(右)はイルーシヴパンサーに敗れ2着だった(撮影・白鳥 佳樹)

 1番人気ファインルージュは8番手で直線を向いたが目の前にホウオウアマゾン。外に動いたが、そこにはドナアトラエンテ。前がスキッと空いたのは残り200メートルを切ってから。素早くギアを上げて脚を伸ばしたが、時すでに遅し。1馬身3/4差の2着に敗れた。ルメールは「3角で手綱を引っ張ってポジションを下げた。直線も手応えはあったし、前が空いてからはいい脚で抜け出してきたが…。これからコンディションが良くなってくれれば」と肩を落とした。

 これで今年の重賞で1番人気馬は13連敗。とはいえ、秋華賞2着以来で16キロ増のボディーは全てが成長分と思わせる張りがあった。マイル路線の主役となり得る力はしっかりと示した。

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2022年2月7日のニュース