【フェブラリーS】サンライズホープ伸びしろ楽しみ
2022年2月16日 05:30 【G1ドキュメント・栗東=15日】フェブラリーSは1番人気が3連勝中。しかし、今年のJRA重賞(16レース)では1番人気の勝利はない。昨年覇者はいるが絶対的な存在ではないなら、伏兵に注意が必要かも。13日の京都記念は12番人気アフリカンゴールドがまんまと逃げ切り。ここも波乱があるなら前で運ぶ馬か。万里絵は先行力が武器のシリウスS覇者サンライズホープが気になる。
前走・東海Sは先行馬にはきつい展開の中でも4着と地力は見せ、1週前の動きからも好調キープを感じる。ただG1初挑戦の前々走・チャンピオンズCで15着と大敗した点は気になるところ。羽月師は「はっきりわからない。調教もよく動いていたし…。体重が増えていたが、前走は体重も変わらずだったが走れていた」と首をかしげる。初G1の壁だったのだろうか。師は「前々走での体重増(14キロ増)は成長分だと思うし、全体的に大きくなっている。まだ5歳。もうちょっと進化できると思っているし、ここから」と伸びしろを強調。2度目のG1挑戦に「巻き返しを期待したい。マイルなので自分の競馬ができるかが鍵」と力を込める。
8戦連続コンビの幸は同馬の素質を高く評価しており、前走後は「惜しいところまで来たんですけどね。チャンピオンズCみたいに、やめることはなかった」と確かな手応えもつかんでいた。昨年のエリザベス女王杯を10番人気アカイイトで制した“高配の使者”がほれ込む伏兵。軽視禁物だ。