【桜花賞】ウォーターナビレラ 寸分の狂いもなく軽々2馬身半先着

2022年4月7日 05:30

吉田隼人を背に坂路をスタローンと併せ馬で追い切るウォーターナビレラ

 ウォーターナビレラの1週前追い切りにまたがった時の武豊は「メチャ良くなっている」とストレートな感想を漏らしている。そうとあって最終リハの上昇度が注目された。吉田隼(レースは武豊)を背に坂路でスタローン(3歳未勝利)を追走し、軽々と2馬身半の先着。4F52秒4~1F12秒2は寸分の狂いもないはずだ。指揮官の武幸師は北海道に出張中。持ち乗りで担当する大久保助手が武豊に手応えを報告すると、お互いの表情は和んだ。

 会見で武豊は前走のチューリップ賞に触れ「あえて馬混みに入れるレースをしたが、戸惑うことなく全く問題なかった」と5着の着順以上に収穫を得たという。弟とのタッグで挑むクラシックにも「心配になるくらい連絡がない」と笑わせてから「いい結果が出れば喜んでくれる人は多いのかなと思います」と、兄弟でのG1獲りに意欲を示した。

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2022年4月7日のニュース