【天皇賞・春1週前追い】テーオーロイヤル 圧巻ラスト1F11秒1、菱田「動きも反応も良い」

2022年4月22日 05:30

菱田裕二を背にCウッドを単走で追い切るテーオーロイヤル

 「第165回天皇賞・春」(5月1日、阪神)の1週前追いが21日、栗東トレセンで行われ、最大の惑星と目される4連勝中のテーオーロイヤル(牡4=岡田)がCWコースで圧巻の動きを披露した。追えば地の果てまで伸びていきそうな勢いでラスト1F11秒1。6F81秒9を平然と刻んでみせた。手綱を取った菱田はレースが待ち切れない表情だ。「予定通り、しっかり負荷をかけた。動きも反応も良く、僕の感覚より時計が出ていた。それでも上がってきてからケロッとしていた」

 1勝クラスから破竹の4連勝。前走・ダイヤモンドSも2馬身半差の完勝で重賞初制覇。菱田は素質を絶賛する。「いつもレースでは想像を上回るパフォーマンスを見せてくれる。調教でもレースが終わっても、しんどそうなところを見たことがない。スタミナ、心肺機能は凄いと思う」。大志を抱く29歳が自厩舎の相棒とともに夢舞台に挑む。

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