【JRAブリーズアップセール】嶋田賢氏が最高額落札 新導入種牡馬デクラレーションオブウォー産駒

2022年4月27日 05:00

22年ブリーズアップセール最高額で落札された「ラビアンローズの20」

 JRA主催の2歳馬調教セリ「第18回JRAブリーズアップセール」が26日、中山競馬場で行われ、上場された全70頭が売却された。11年連続で売却率100%を達成。この日の最高額は、新導入種牡馬デクラレーションオブウォー産駒「ラビアンローズの20」(牝、母の父スペシャルウィーク)。3520万円(以下、税込み)で嶋田賢氏が落札した。オーナー代理の飯倉健史マネジャーは「父は世界的にG1馬を出していますし、血統的魅力と調教での動きが決め手。今日はこの馬の一本釣りでした」と笑顔を浮かべた。入厩先は嘉藤厩舎。牡馬の最高額は、エピファネイア産駒「タカミツサクラの20」(母の父ヨハネスブルグ)で、前田幸治氏が3410万円で落札した。田中克厩舎に入厩予定。

 また、新種牡馬サトノダイヤモンド産駒も高評価で「エリモフェザーの20」(牡、母の父シニスターミニスター)は、落合幸弘氏が2860万円で落札した。入厩先は水野厩舎。同セールは一昨年、新型コロナウイルス拡大防止の観点からメール入札方式だったが、昨年から通常せりとオンラインビッドのハイブリッド方式で行われている。売却総額は前年比97・1%となる7億7902万円だった。

特集

2022年4月27日のニュース