【エプソムC】ザダル 連覇へ好感触!軽快ラスト1F11秒2、大竹師「去年より臨戦過程も体調もいい」
2022年6月9日 05:30 連覇を狙うザダルは嶋田(レースはレーン)を背にWコースで最終追い。手前(軸脚)変換のスムーズさを欠きつつも、5F69秒1~1F11秒2と軽快な動き。3馬身先行したラフシー(3歳1勝クラス)に抜群の手応えのまま併入した。大竹師は「コーナーを逆手前で走ったり、あべこべな感じもあった」としつつ、「1週前追い(Wコース)のラスト1F11秒0は自身初。長期休養明けだった去年よりは臨戦過程、体調面は上。その部分を生かせれば重量58キロを克服できても」と昨年以上のコンディションを約束する。連覇ならアメリカンボス、マイネルアムンゼンに続く、このレース史上3頭目の快挙だ。
1週前追い切りに騎乗したレーンは「ハッピーホースで精神が安定している。動き、アクション共に文句なし。重賞でチャンスがある馬に乗れるのは楽しみ」と好感触を伝える。先週は鳴尾記念ヴェルトライゼンデ1着、安田記念サリオス3着。存在感を示した頼れる助っ人に今週も期待だ。