【エプソムC】コルテジア 2年ぶり復帰戦注目、鈴木孝師「馬体もたくましくなった」

2022年6月9日 05:30

 【東西ドキュメント・栗東=8日】よくぞ帰ってきてくれた。エプソムCで戦列に戻るコルテジアの姿に感動を覚えた。20年ダービー12着以来、実に2年ぶり。きさらぎ賞(7番人気1着)で◎を打ったオサムには特別な思い入れがある馬だ。

 最終追いはCWコース単走、馬なり。時計的には6F84秒2~1F11秒8と目立つものではなかったが、弾むような脚さばきが印象的。動きに関していえば3歳春より、むしろ良く見える。鈴木孝師も期待する。

 「調教の動きは久々を感じさせない。以前は線が細いところがあったけど、馬体もたくましくなった」

 先週の鳴尾記念は同様に長期ブランク明けだった5歳馬ヴェルトライゼンデが「中495日」のロングシュートV。同期の活躍が刺激にならないはずがない。

 「皐月賞(7着)では(8着ヴェルトライゼンデに)先着しているからね。3歳のあの時点では、どっこいどっこいだった」。指揮官に同感だ。まだ誰もコルテジアの本当の能力を知らない。ブランク明けの分を割り引いても軽視できない復帰戦だ。

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