【東京新馬戦】スコプルスが「伝説の新馬戦」を演出

2022年6月10日 05:30

 【東西ドキュメント・美浦=9日】先週から新たな世代の新馬戦がスタート。田井はパドックにズラリと並ぶ、能力未知の若駒たちの馬体にヨダレが止まらなかった。相馬眼が試される喜び。美浦では、ゼッケン番号表を片手に2歳馬ばかり見ている。

 ◎が簡単に決まっていった先週と違って、東京日曜5Rは目移りする。国枝厩舎ダノンザタイガーは最終追いで超がつく猛時計。田村厩舎グランサバナも噂にたがわぬ走りっぷりだ。

 ともに気品ある馬体で2頭の出世は当確ムード。もう1頭活躍馬が出れば、22年版“伝説の新馬戦”になれる好カード。割って入るならゴールドシップ産駒スコプルスだろう。

 重賞2着2回の母マイネグレヴィルにも騎乗した柴田大が3週連続で追い切りに騎乗する熱の入りっぷりで「血統的に気難しさが出てくると思っていたが、素直で乗りやすい。とてもいい馬。1週予定を延ばした分、反応も凄く良くなってますよ」と好感触。天気次第では2強食いまで。

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