24年から大井で「3歳ダート三冠競走」スタート 3冠馬にはボーナス8000万円

2022年6月20日 17:14

 地方競馬全国協会(NAR)など地方競馬主催団体とJRAが20日、東京都内のホテルで合同会見を開き、24年から大井競馬場で「3歳ダート三冠競走」を新設すると発表した。

 現在、南関東競馬でクラシック競走として行われている「羽田盃」「東京ダービー」をダートグレード競走としてJpn1に格付け。中央所属馬も出走可能となる。現在、3歳ダート王決定戦として行われている「ジャパンダートダービー」は、名称を変更した上で10月上旬に移設。中央競馬のクラシック3冠(皐月賞、ダービー、菊花賞)に準じた、ダートの3冠路線が整備される。1着賞金は羽田盃が3500万円→5000万円、東京ダービーが5000万円→1億円、ジャパンダートダービーが6000万円→7000万円にそれぞれ増額。三冠競走全てに優勝した馬には、ボーナスとして8000万円が支給される。

 また、3歳ダート短距離路線の充実を図るため、現在5月に園田競馬場で行われている「兵庫チャンピオンシップ」を現行の1870メートルから1400メートルに短縮。1着賞金を3500万円から4000万円に増額し、3歳ダート短距離馬の頂点を決するレースに位置づけることも発表された。

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