今村聖奈 快挙も反省「自分の判断のなさ、分析のなさで…」

2022年10月30日 18:30

今村聖奈

 今村聖奈(18=寺島)が最終レースまでもつれ込んだ接戦を制し、新潟の年間リーディングを獲得した。女性騎手の年間リーディング獲得は19年藤田菜七子(新潟開催)以来2人目。新人騎手の年間リーディングは96年福永祐一(中京開催)以来となる。

 開催最終日となった30日は8R(ゴイゴイスー)の2着が最高着順だったが、年間で計19勝を積み重ね、戸崎を2着数で上回った。第1回は8勝、第2回は4勝、第4回は7勝(第3回は騎乗なし)。今村は「5月の新潟開催の初週に2勝したことがいいはずみとなって、関東馬やたくさんのいい馬に騎乗させてもらうことができたからこその結果だと思います。新潟の結果がその後の小倉でたくさん騎乗させてもらうことにつながりました」と感謝を口にした。

 女性騎手の年間リーディング獲得は19年藤田菜七子(新潟開催)以来、2人目。新人騎手の年間リーディングは96年福永祐一(中京開催)以来で、新人女性騎手では史上初となる。「もっと結果を残さないといけない場面で自分の判断のなさ、分析のなさで馬に迷惑をかけてしまったことを少しでも減らしたいです。あと2カ月ありますので、感謝の気持ちを忘れずに頑張りたいと思います」と現状に満足をせず、常に上を目指す。毎週のように話題を提供するスーパールーキーがまたも快挙を達成した。

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