【福島記念】矢作師「死にかけて、よくぞここまで…」蹄葉炎克服のユニコーンライオン称える
2022年11月13日 17:32 10番人気のユニコーンライオン(牡6=矢作)が見事な逃げ切り勝ちを収め、昨年のG3・鳴尾記念以来の重賞2勝目を挙げた。
騎乗した国分優は「本当にこの馬主さんにはチャンスを頂いているので結果を出せて良かった。重賞を勝っている馬でトップハンデだったが、それは一番強いということで自信を持って乗りました。この枠に決まった時点で、絶対にスタートだけは負けないようにと思っていた。馬の邪魔をしないように、最後は何とか持ってくれ、と。(迫ってきた他馬は)眼中になかったです。豊富なスタミナと、ブリンカーを付けたのもあるが単騎で逃げても集中できるのが強み。(自分は)やっと長いところで重賞を勝てた。初勝利も福島だったし、福島は好きです」と話した。
矢作師は「1年前ぐらいに蹄葉炎(ていようえん)になって死にかけて、よくぞここまで復活してくれた。本当にうれしい。枠も良かったので、強い意志を持って行こうと思っていた。強いメンバーとやってきましたからね。ジャパンカップに登録しました。ただ、中1週だし、2400メートルは少し長いので、そこは慎重に考えたい」とコメントした。