【エリザベス女王杯】Vのジェラルディーナ その血に宿るエリザベス女王との縁

2022年11月13日 18:56

<エリザベス女王杯>ガッツポーズしながら吠えるC・デムーロとジェラルディーナ(撮影・椎名 航)

 秋の女王決定戦は、ジェラルディーナ(牝4=斉藤崇)が制し、G1初制覇を飾った。重馬場で勝ち時計は2分13秒0。

 エリザベス女王杯は1970年、3歳牝馬の3冠最終戦として創設された「ビクトリアカップ」が前身で、75年にエリザベス女王が来日したことを記念して、翌年に現在の「エリザベス女王杯」に改称された。

 今年9月8日、96歳で死去したエリザベス女王は競馬にも深い愛情を注いだ。ジェラルディーナの母でG1を7勝したジェンティルドンナの父はディープインパクト。エリザベス女王はディープの3代母ハイクレアのオーナーで、ディープ産駒も所有していた。女王ゆかりのレースで、女王との縁を持つジェラルディーナの才能が花開いた。

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