【チャンピオンズC】テーオーケインズを管理する高柳大師 追い切り一番乗り「譲ってくれたのかも」

2022年12月1日 05:30

チャンピオンズCの共同会見に臨む高柳大輔調教師

 桶狭間で新たな歴史を刻む!中京競馬場で行われるダートG1「第23回チャンピオンズカップ」(4日)は連覇を狙うテーオーケインズの1強ムード。30日の最終追いは坂路単走でキビキビした動き。打倒ケインズに燃えるダート界の猛者を返り討ちにし、史上2頭目の偉業を成し遂げる。

 【高柳大師に聞く】
 ――最終追いは開門直後に一番乗り。
 「うちの厩舎は朝一にやることが多いんですが、たまたまです。他の厩舎の馬が譲ってくれたのかもしれません」

 ――JBCクラシックは強かった。
 「一番重要だと思っているスタートをうまく切ってくれたんですが、他の馬が前に固まっていたので外に振られる形になりました。ただ松山騎手が馬を信じて乗ってくれて、強い競馬ができました。帝王賞のときは調子がすごく悪かったので、あの頃とは比べものにならない状態で出走できました」

 ――トランセンドが連覇したとき、調教助手として安田隆厩舎に在籍していましたが。
 「タフな馬だなと。調教でも動いていましたし、走れば走るほど負荷がかかるのに故障も全くない。化け物かなと思いました」

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2022年12月1日のニュース