【AJC杯】好位で競馬できる関西馬4歳ガイアフォース中心!

2023年1月17日 05:30

ガイアフォース(撮影・亀井直樹)

 過去10年の傾向から勝ち馬を探り出す「up to データ」。今週は古馬中距離G2「AJC杯」を分析する。

 【人気】1~3番人気は【7・5・3・15】、複勝率50%とまずまず。注目したいのが7番人気。【2・1・1・6】の単勝回収率532%でトップ、複勝回収率も246%で2位となっている。

 【前走クラス】昇級戦は【1・0・1・13】、複勝回収率23%と期待値は低い。一方、G1からの臨戦は最多4勝。勢いよりも格が必要とされるレースだ。

 【年齢】4歳馬は【2・4・3・14】で、勝率8.7%と低調。ただ、関西馬に限定すると【2・1・0・1】。“西高東低”の図式となっている。高齢馬の活躍も目立つ。6歳馬は最多4勝で単勝回収率182%。7歳馬は1勝のみだが、複勝回収率は153%でトップ。

 【牝馬】【0・0・0・6】と不振。21年には、昨年の香港ヴァーズ勝ち馬ウインマリリンが6着に敗れた。

 【4角位置】3番手以内が【6・5・2・23】、単勝回収率221%と好成績。その中で特に結果を残しているのが3番手。【3・2・0・5】で、単勝回収率562%と圧倒的。一方、10番手以下は【0・0・0・43】。基本的には先行有利のレースと言えるだろう。

 【結論】好位で競馬ができる、関西馬4歳ガイアフォースが軸。昨年、このレースと同舞台の重賞「セントライト記念」を勝っているように、コース適性は高い。8着に破れた菊花賞からの巻き返しが濃厚だ。

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