【川崎11R・川崎記念】王者ウシュバテソーロ譲らん!

2023年2月1日 05:00

 (5)ウシュバテソーロがダート王者の称号を守る。前走の東京大賞典が圧巻だった。ダートグレードどころか重賞自体、初めての挑戦。初物尽くしの厳しい条件の中、外から次元の違う決め手を繰り出して1馬身3/4差の快勝劇を披露した。昨年春のダート転向後、これで【4・0・1・0】。全く底が見えない。後は小回り川崎がどう出るかだが、コーナーで動けるタイプだけに対応可能とみた。勝負どころから一気に捲って重賞V2を達成する。

 テーオーケインズの逆転が怖い。先行力があり小回りの適性は十分。連覇を目指したチャンピオンズCは案外な結果に終わったが、巻き返し必至とみた。着実に成長中のペイシャエス、ノットゥルノの明け4歳2頭も上位争いへ。

 ▼ニューモニュメント(小崎)前走はこの馬の脚を見せることができた。先週水曜に追い切りに乗ったが変わらずいい状態。小回りでコーナーが6回あるので、そのあたりがどうか。

 ▼スワーヴアラミス(荒山師)前走後もいい状態をキープできている。メンバーは強力だが、持ち味の長く使える末脚を生かして頑張ってほしい。

 ▼テーオーケインズ(松山)CWコースで追い切りの予定だったが坂路で調整。しっかりと動かして、いい走りだった。JBCクラシック(盛岡)とはコース形態が違う。川崎にうまく対応できれば。

 ▼ペイシャエス(小西師)前走(名古屋グランプリ)を勝ったら川崎記念を使う予定だった。ここを目標に調整して状態はいい。メンバーが楽だったとはいえ、2100メートルで結果を出せたのは大きい。いろんな競馬場を経験しているのが、この馬の強み。

 ▼ウシュバテソーロ(高木師)前走は前半で力んでいたが、向正面で落ち着いた。しまいは脚を使うことは分かっていた。跳びが大きい馬なので川崎のきついコーナーがどうか。どこまでポジションを取れるかだと思う。

 ▼ノットゥルノ(音無師)最終追いは坂路で併せ馬。これを使って放牧になるので、悔いのないようにしっかりやった。コースが大井から川崎に替わるので、左回りの小回りコースにどう対応できるかだろう。

 ▼テリオスベル(田島師)前走はスタートして行き脚がつかなかった。馬混みが好きではないし、後ろから行っても良さが出ないので、今回もハナにこだわりたい。できれば外枠の方がいい。

 ▼フォルベルール(久保秀師)この1年で凄く成長したが、まだつかみどころがない。相手なりに走れるのが強みだが、この相手でどこまでやれるか。

 ▼ライトウォーリア(内田師)前走は差す競馬で収穫の多いレースだった。中間も順調にきているし、距離の心配もない。改めて期待したい。

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2023年2月1日のニュース