エフフォーリア主戦の横山武 惜別コメント「僕をつくってくれた1頭です」

2023年2月16日 04:55

 14日に電撃引退を発表した21年年度代表馬エフフォーリア(牡5=鹿戸)の主戦を務めた横山武史(24)が、愛馬に寄せた惜別のコメントを発表した。

 「エフフォーリアには貴重な経験をさせていただいた。初めてまたがった時の感触、皐月賞の感動、ダービーの悔しさは今も忘れられません。間違いなく今の僕をつくってくれた1頭です。本当にかわいい馬で、走ればいつも一生懸命。こんな素晴らしい馬に出合えて、僕は本当に幸せ者です。引退は残念ですが、今後の幸せな馬生を願っています。今までありがとう」

 同騎手は20年8月のデビュー戦から、心房細動で競走中止となった12日の京都記念まで、全11戦の手綱を取った。同馬はきょう16日、種牡馬としてけい養される社台スタリオンステーション(北海道安平町)に向けて美浦トレセンを出発する予定。

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