ドウデュース 国内最終追いはCWコースラスト1F10秒9
2023年3月8日 12:00 ドバイターフ(25日、メイダン、芝1800メートル)に参戦する昨年のダービー馬ドウデュース(牡4=友道、父ハーツクライ)が8日、栗東トレセンで国内最終追いを行った。
CWコース単走で序盤は折り合い重視。直線は外ラチ沿いからグイグイ脚を伸ばした。全体時計を6F84秒5にまとめ、ラスト1F10秒9の好時計。手綱を取った前川助手は「馬なりでサッとやりました。先週の追い切り(CWコース6F83秒2~1F10秒6)で武豊さんに騎乗してもらい、気合も乗ってきましたね。元気いっぱいです」と好感触を口にする。
今年初戦の2月京都記念は道中11番手から徐々にポジションを押し上げると直線、馬なりで楽々と突き抜けて3馬身半差の独走V。圧倒的な強さで他馬をねじ伏せた。昨秋の仏遠征ニエル賞4着、凱旋門賞19着以来、2度目の海外遠征。「(以前と比べて)大人になっているし、充実している。能力は疑いようのない馬。目いっぱいに仕上げます」。14日に関西空港から出国する。