【天皇賞・春】ボルドグフーシュからVロード!新装京都競馬場は外枠有利

2023年4月29日 05:25

ボルドグフーシュ

 昨年、絶好調だったG1企画「展開王」。この春も展開から勝ち馬を導き出す。リニューアル京都で行われる伝統の長距離G1「第167回天皇賞・春」は栗東取材班の寺下厚司記者が担当。長丁場で展開はより重要なファクターになる。そこを味方に昨年覇者タイトルホルダーに襲いかかるのは重賞未勝利のあの馬だ。

 京都に帰ってきた天皇賞。例年以上に先行馬がそろい、展開を妄想するだけでワクワク感が止まらない。スタートはタイトルホルダーが速い。そこへ逃げ宣言アフリカンゴールドが大外枠から手綱をしごいて前年覇者に迫る。競り合いは避けたいタイトルホルダーは2番手に控えそう。

 その背後にはアスクビクターモア。鞍上・横山武はタイトルホルダーに騎乗した経験がある。王者の強さを肌で感じているだけに、楽にはさせない。直後でプレッシャーを与え続ける。ジャスティンパレスも好位のインをキープ。鞍上ルメールはイクイノックスとコンビを組んだ昨年の有馬記念で勝負どころで早めにタイトルホルダーに競りかけ、負かした実績がある。同じような作戦に出る可能性も。

 さらにアイアンバローズ、ディープボンドもスタミナ比べに持ち込もうと早めに仕掛けていく。2周目3~4角は見応えのある騎手の駆け引きが続きそう。これだけ前がかりになれば差し馬に有利。◎ボルドグフーシュの出番だ。

 昨年の菊花賞、有馬記念は上がり3F最速の末脚で連続2着。それぞれジャスティンパレス、タイトルホルダーには先着した。長くいい脚を使えるのが持ち味。京都の下り坂を生かしてロングスパートすれば勢いは止まらないはず。ゴール前、脚色が鈍るライバル勢をまとめて差し切る。

 先週からリニューアルした京都。改修工事により芝外回りは4角のカーブが緩やかになり、スムーズに4角を回れるようになった。ただ、先行馬がロスなく直線に入ることで内側は進路がなくなり、逆に外からスムーズに末脚を発揮した差し馬が活躍。先週の外回り9レースで1~4枠は1勝、5~8枠が8勝。外めの枠が圧倒的に有利だった。そういう意味でもボルドグフーシュの外枠13番は絶好。新装・京都にできたVロードを通って、突き抜ける。

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