【ヴィクトリアM】2着の白毛ソダシ連覇あと一歩…レーン「理想の競馬」「全て出し切ってくれた」

2023年5月14日 16:20

<ヴィクトリアM>ソダシ(左)との競り合いを制したソングライン(撮影・村上 大輔)

 春の古馬牝馬マイル女王決定戦「ヴィクトリアマイル」は、4番人気ソングライン(牝5=林)が制し、昨年の安田記念に続いてG1通算2勝目を挙げた。

 史上3頭目の連覇を狙った3番人気のソダシ(牝5=須貝)は、大外枠からスムーズに2番手を先行。直線でも先頭に立つシーンがあったが、内から勝ち馬にわずかにかわされ、惜しくもタイトルに届かなかった。

 初コンビのレーンは「結果は別にして理想の競馬ができた。外から好スタートでリズム良く運べた。途中、流れが緩んでも折り合いがついていたし、直線に入ってからも手応えが良く、勝ち負けはあると思った。スターズオンアースが外に見えていたが、内からソングラインにやられてしまった。馬は全て出し切ってくれた」と振り返った。

 ▼ヴィクトリアマイル 牝馬の引退時期の晩年化に対応するため、エリザベス女王杯の4歳以上への開放などに続いて、春の古馬牝馬路線の充実を図る目的で06年に創設。09年のウオッカ、10年のブエナビスタ、20年のアーモンドアイ、21年のグランアレグリアなど、多くの歴史的名牝が勝ち馬に名を連ねている。

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