【ヴィクトリアM】不利に泣いたナミュールは7着 横山武「落馬しなくて良かった」「不完全燃焼」
2023年5月14日 16:35 春の古馬牝馬マイル女王決定戦「ヴィクトリアマイル」は、4番人気ソングライン(牝5=林)が制し、昨年の安田記念に続いてG1通算2勝目を挙げた。
2番人気に支持されたナミュール(牝4=高野)は7着に終わった。スタ―ト後に外と内から挟まれる不利もあって苦しい競馬に。直線も弾けきれなかった。
騎乗した横山武は「不完全燃焼でした。落馬しなくて良かったと思うくらいの不利でした。舞台は良かったけど向正面であんな不利を受けては走る馬も走れません」と話した。
▼ヴィクトリアマイル 牝馬の引退時期の晩年化に対応するため、エリザベス女王杯の4歳以上への開放などに続いて、春の古馬牝馬路線の充実を図る目的で06年に創設。09年のウオッカ、10年のブエナビスタ、20年のアーモンドアイ、21年のグランアレグリアなど、多くの歴史的名牝が勝ち馬に名を連ねている。