【安田記念】ソダシ 坂路で絶妙ラスト1F12秒2、須貝師「らしい競馬を」
2023年6月1日 05:28 坂路で真っ白な馬体を弾ませた。ソダシは先週に続き、新コンビの川田を背に最終追い。やればいくらでも動くが、しまい重点で4F55秒1~1F12秒2。派手な全体時計ではないが強すぎず、軽すぎることなく絶妙なさじ加減だった。川田は「間隔が短いのでダメージが残るよりもフレッシュな状態で競馬に向かえるよう、軽めの調整にしました」と意図を説明する。
見守った須貝師は「ジョッキー(川田)には時計を気にせず(今週が)競馬ということを伝えてもらえれば、という指示。特に変化がないことが一番だと思います」と好調をアピールした。前走・ヴィクトリアマイルは早め先頭から押し切り狙いの競馬で2着。連覇は逃したが半年の休み明けで地力を示した。「正攻法の競馬でよく頑張った。メンバーはそろったが、ソダシらしい競馬で一生懸命走ってくれたら」と期待十分。牡馬相手のG1獲りを目指す。