ソダシ放牧へ 定年退職の今浪厩務員 笑顔で別れ「いつでも会える」
2023年6月9日 10:21 4日の安田記念で7着だったソダシ(牝5=須貝)が9日、栗東トレセンから放牧に出た。20年夏のデビューから担当スタッフを務め、定年のため今月末で退職する今浪隆利厩務員(64)に引かれて馬運車へ。「競馬場に応援に行けるし、いつでも会える」と笑顔で送り出した。
今浪厩務員は自身が携わった16戦を振り返って「1年1年、成長しているのを感じました」としみじみ。「(ゴールドシップ、レッドリヴェールなど)数々の名馬を担当させてもらったけど(ソダシは)特別な馬ですね。引退まで無事に走ってほしい気持ちが一番強い。その上で強いソダシをファンの皆さんに見ていただけたら、と思います」とエールを送った。