【東京新馬戦】白毛馬アマンテビアンコ 砂で輝く!500キロを超す馬格、アイドル性抜群

2023年6月13日 05:30

アマンテビアンコ

 話題の白毛馬アマンテビアンコ(牡=宮田、父ヘニーヒューズ)が東京土曜6R・新馬戦(ダート1400メートル)でベールを脱ぐ。母ユキチャンは08年関東オークスなど地方交流ダート重賞3勝と砂戦線で活躍し、祖母シラユキヒメから続く白毛一族だ。

 白さの中にほんのりピンクがかった500キロを超す雄大な馬格。アイドル馬の素質を秘めている。8日の美浦Wコースでの1週前追いは3頭併せの真ん中で5F67秒8~1F11秒1(強め)と上々の伸び。菊花賞4着の実績馬ドゥラドーレス(4歳3勝クラス)とも互角に渡り合った。宮田師は「2週前(1日)は道中抱えるところがなかったですが、道中のハミの取り方が良くなり、自分から手前を替えて一段上がっています。馬っぷりも良く、この時期の2歳馬としては十分だと思います」と目を細める。

 モーニン、ワイドファラオなどダート活躍馬を多数出しているヘニーヒューズ産駒。同師は「徐々に肩や腰の筋肉が増え、いい体つきになってきた。性格的には少し大人びたところはあります。やっぱり、ダートのワンペースっぽいところはあります。(新たに体系整備された)ダート3冠路線に乗せられれば」と母同様、砂路線の活躍を期待する。ルメールとタッグを組む初陣に注目だ。

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