【中京新馬戦】ラケダイモーン 父レイデオロに初星、陣営「徐々に動きが良くなってきた」

2023年7月4日 05:30

川田将雅を背に馬場入りするラケダイモーン

 日曜中京芝2000メートルで初陣を迎える須貝厩舎ラケダイモーンは新種牡馬レイデオロ産駒。22年セレクトセール1歳では2億4200万円(税込み)の値をつけた。榎本助手は「入厩時は体を持て余していたけど約2カ月、しっかり乗り込んで徐々に動きが良くなってきた」と評価する。

 1週前追いは川田を背にCWコースで僚馬ユティタム(3歳オープン)と併せ馬。直線はいっぱいに追われ、6F80秒7~1F11秒5を刻んだ。首差遅れたが同助手は「数字的には良かった。背中が柔らかく、乗り味がいい。素質馬の感触はあります」と満足げ。

 半兄ステルヴィオは18年マイルCS覇者。半姉ステルナティーアは21年サウジアラビアRC2着、同じく半姉ウンブライルは5月NHKマイルC2着に好走した。兄姉は7頭のうち4頭が新馬勝ち。仕上がりの早さが特徴的だ。レイデオロ産駒はこれまで7頭がデビュー。先月25日のショウナンハウル3着が最高着順だが、期待の大物が父に初勝利をささげる。

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