【新馬戦総括】ルージュスタニング 直線伸びて新馬離れした内容
2023年7月4日 05:00 日曜中京の芝1600メートルを制したルージュスタニングの勝ちっぷりが最も目立った。好スタートを切ったが、行きたい馬を行かせて3番手を追走。きっちりと折り合い直線でしっかりと脚を伸ばして抜け出した。新馬離れしたセンスあふれる内容に、友道師は「阪神JFを目標に進めていきたい」と早くもG1を視野に入れるほどの高評価だ。
福島では日曜芝1200メートルをビッグドリームが6馬身差で圧勝。父は16年高松宮記念V。全兄ビッグシーザーも芝6Fで4勝。本馬も500キロ超の筋骨隆々の馬体で、スプリント路線での活躍が見込める。日曜芝1800メートルを差し切ったトレミニョンの瞬発力も目を引いた。函館では土曜ダート1000メートルのナスティウェザーを高評価。持ったままで直線に向き4馬身差の楽勝。ラスト2F11秒6―10秒9のラップは優秀だ。