【新潟記念】前走・函館記念14着&5歳馬イクスプロージョン 一変可能
2023年8月29日 05:20 新潟最終週を飾るサマー2000シリーズ最終戦「新潟記念」はハンデG3で近年は荒れ気味の傾向。穴党には注目の一戦となる。過去10年のデータから導かれた激走候補は、あの馬だ。
【人気】
過去10年で1番人気は2勝2着2回で連対率40%だが、近4年に限れば昨年ヒートオンビートの5着が最高着順。全幅の信頼は置きづらい。2番人気は3勝3着1回。近年も19年ユーキャンスマイル(1着)、20年ブラヴァス(1着)、21年クラヴェル(3着)が馬券に絡んでいる。3~5番人気は未勝利と不振。注目は6番人気で2勝2着2回は1番人気と変わらぬ成績。10番人気も2勝を挙げており、伏兵の大駆けに警戒したい。
【年齢】
3歳は18年ブラストワンピースが勝ったのみで【1・0・1・6】。4歳も【2・3・3・22】とフレッシュな世代がやや苦戦している。一方、5&6歳が各3勝、近2年は21年マイネルファンロン(12番人気)、22年カラテ(10番人気)と6歳馬が勝って波乱を演出した。キャリアを積んだベテランに要注意。
【前走】
小倉記念組が最多3勝だが、中2週となった20年以降は【0・0・0・4】で今年は参戦なし。1勝2着2回の函館記念組は21年にマイネルファンロン(函館記念14着)→トーセンスーリヤ(同1着)でワンツー。七夕賞組も【1・2・1・16】と結果を出している。夏場を順調に使われている組が優勢だが、前走G1組は【3・2・0・15】で軽視できない。
【結論】
狙いは前走・函館記念14着の5歳馬イクスプロージョンだ。2走前に当舞台の新潟大賞典で3着に好走。前記21年Vマイネルファンロンと同じ函館記念14着からの一変Vが期待できる。(データ班)