【佐賀・第23回サマーチャンピオン】31日発走 ヘリオス重賞初Vへ! 予想印を公開

2023年8月29日 12:00

重賞初Vへ前々から抜け出しを図るヘリオス

 佐賀競馬2大競走、夏のナイター祭典「農林水産大臣賞典第23回サマーチャンピオンJpnⅢ」(中央・地方交流、距離1400メートル、1着賞金3000万円)が31日11R(20時発走)ゲートイン。過去JRA勢が19Vと圧倒しており今年も地方勢に高い壁として立ちはだかる。

 ◎④ヘリオス 18年8月札幌でデビューし中央で通算7勝をマークしている。その中には20年11月、21年11月東京オープンの「霜月S」2年連続V、21年10月東京リステッド競走の「グリーンチャンネルC」Vがある。22年からレジェンド武豊と組み10戦白星がないが、22年1月東京「根岸SGⅢ」2着をはじめ、交流重賞JpnⅢで2着が3回と3着が1回、JpnⅠで2着と3着が1回ずつと見せ場は作っている。斤量が58・5キロとトップハンデとはなるが、17年第17回大会以来2度目のサマチャン制覇を狙う武豊を背に重賞初Vへ好出脚を活かして前々から鋭く抜け出しを図る。

 ◯⑩オマツリオトコ 昨年7月函館芝「函館2歳SGⅢ」で重賞デビューし3着。11月園田「兵庫ジュニアグランプリJpnⅡ」で2着に4馬身差をつけ重賞初V。12月川崎「全日本2歳優駿JpnⅠ」はアタマ差の2着と能力の高さを存分にアピールした。3歳時の今年は中央重賞を2戦、中央オープン、地方重賞を1戦ずつしたが振るわず。だが、今回は54キロとハンデは軽めで巻き返す場面があっても不思議ではない。

 ▲⑨レディバグ 22年5月中京リステッド競走の「栗東S」Vを含めて中央では通算4V。今年は前走7月交流重賞の川崎「スパーキングレディーカップJpnⅢ」をアタマ差で制し悲願の重賞初Vを飾り好リズム。昨年大会は5着だったが、今回は勝ち負けに期待したい。

 ☆⑫サンライズホーク 昨年9月デビュー2戦目の小倉「3歳未勝利」から4連勝。その後は今年4月中山リステッド競走の「京葉S」10着、5月新潟オープン「越後S」6着。前走8月盛岡「クラスターカップJpnⅢ」で屋根に名手M・デムーロを迎え重賞初挑戦も9着。調子は上がらないが、今回もM・デムーロが相棒なのはプラス材料。間隙を突いて浮上を狙う。

 △③デンコウリジエール 19年7月中京でデビューし6勝を挙げている。その中には21年10月阪神「オータムリーフS」、22年12月阪神「ギャラクシーS」と2度1400メートルのオープン勝ちが含まれる。前走から中10日となるが、状態的にも時計的にも通用するだけに軽視はできない。

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