【セントライト記念】セブンマジシャン距離OK 高野師「本当に具合はいい」
2023年9月15日 05:28
【東西ドキュメント・栗東＝14日】朝一番の開門と同時に坂路は大忙し。モニターに視線を送った新谷はセントライト記念のセブンマジシャンの動きが気になった。全体時計は4F54秒4～1F12秒4。平凡に映るが、高野厩舎は坂路2本乗り。ハードワークにもへこたれることなく、パワフルな脚さばき。高野師は「弾むように走れていたし、本当に具合はいいですよ」と仕上がりに太鼓判を押す。
5カ月ぶりの前走は2着に敗れたが成長を感じたという。「春と比べてハミの取り方が上手になった。ゆったり走れていたし、1F延びて初距離でも対応できると思います」とイメージする。既に中山で4戦し、3走前の京成杯は1番人気3着。4角で外に膨れた他馬の影響で外に振られ、直線も進路をカットされる不利があった。それでも勝ち馬ソールオリエンスと0秒6差なら悲観する必要なし。続くスプリングSは6着で皐月賞切符に手が届かず。敗戦を糧に秋こそ――。菊花賞切符を獲りに行く。
