【スプリンターズS】マッドクール 潜在能力G1級、池添師「これから本格化していく」
2023年9月27日 05:28 【G1ドキュメント・栗東=26日】重賞を勝っていなくても潜在能力はG1級。マッドクールは今年のシルクロードS(3着)でハンデ差があったとはいえ、ナムラクレアやファストフォース(次戦で高松宮記念V)がいた中で1番人気に支持された。続く春雷Sは、のちの函館スプリントS覇者キミワクイーンに首差で勝利。前走・CBC賞こそ9着と案外な結果だったが、坂田は見限れない存在だと思っている。
池添師の口ぶりもまんざらではない。「前走は気温が上がった影響もあったのかな。(レース後)なかなか息が入らなかったですね」と熱中症に近い症状だったと明かし、その後は放牧でリフレッシュ。順調に調教をこなし、1週前追いはCWコースでいっぱいに負荷をかけ、戦闘モードに入った。「しっかり動けています。まだキャリアが浅いし、これから本格化していくと思います」と伸びしろを強調。能力的にはガラリ一変がありそうだ。