【秋華賞】リバティアイランド牝馬3冠達成 中内田師「馬が凄いことをやってくれました」

2023年10月16日 10:08

<秋華賞> 口取りで三本指を掲げる川田将雅騎手。左端が中内田充正調教師(撮影・亀井 直樹)

 15日のG1・秋華賞(京都芝2000メートル)でリバティアイランド(牝3)が史上7頭目となる牝馬3冠を達成した。レース後、中内田充正調教師(44)との一問一答。

 ――レースを終えた今の心境は
 「3冠を取れたので関係者のみなさまに感謝したいですね。うれしかったですし、凄いことを馬がやってくれたんだなと。ホッとした気持ちが大きいですね。プレッシャーというより、みなさんの期待に応えられたということですね」

 ――レース前のリバティアイランドはどうだったか
 「競馬場に着いた時はテンションが高かったですが、装鞍所とパドックではいつものリバティに戻っていたので、戻ったなという感じで見ていました」

 ――ゴールした瞬間の心境は
 「スタンドの高いところからファンの目線で見ていました。ファンの雰囲気を楽しもうと思って、ゆっくりと階段を降りてきました」

 ――レースをどのように見ていたか
 「京都の2000メートルはトリッキーなコース形態ですし、展開に左右されるレースでもあります。そのあたりはジョッキーを信じて、レース前にもジョッキーとも作戦を伝えずに全て一任しようと。ゲートを出してくれましたし、ポジション取りもちゃんと競馬をしてくれているなと。3、4コーナーでうまく外に出してくれて進路をつくってくれたんで、走れる位置に誘導してくれたなと。外に出した時は“さすが将雅だな”と思いました」

 ――これまで自身が経験してきたことがつながったか
 「今まで経験したことがつながっていると思いますが個人としてではなく、チームとしてやってきたことなんで。チームが今までの経験をこの馬に生かしてくれているという部分は大きくあると思います」

 ――改めてリバティアイランドの強さとは
 「結果を出してくれている馬ですし、競走馬としての素材がいいですね」

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