【菊花賞】ファントムシーフの武豊 3000mも「マイナスになるイメージはない」「チャンスある」

2023年10月18日 18:00

菊花賞の共同会見で笑顔で質問に答える武豊

 22日に行われるクラシック3冠最終戦、G1・菊花賞を前にファントムシーフ(牡=西村)に騎乗する武豊が18日、共同記者会見に臨んだ。

 ――神戸新聞杯は3着だった
 「馬の方は状態良かったと思うし、レース自体もやりたいレースはできた。勝てなかったのは残念だけど、内容は良かった」

 ――逃げという新境地だった
 「絶対逃げようという感じではなかったけど、ダービーの時もそうだが、スタートがあまり速くないところがあって。できればスタートを決めて先行したいと思っていた。そういうレースができて良かった」

 ――秋の成長は
 「レース前も落ち着いていた。競馬当日は随分、いい雰囲気だった。ゲートの中でも我慢できた」

 ――ダービーで初コンタクトだった
 「もともとポテンシャルの高さを2歳の時から注目されていたし、ダービーでいい馬に乗せてもらったけど、結果で応えることができなかった。秋またチャンスもらったんで、自分としては力が入る」

 ――競馬で乗っての良さは
 「乗り味が凄くいい馬。スタミナもあるのかなという印象がある。そのへんを生かしたい」

 ――この中間は乗っていない
 「ダービーの時、3回乗って馬が仕上がりすぎたかなというのがあって、当日いれこんだりした。そこもあって調教師さんから今回はレースだけでいきましょう、と」

 ――3000メートル
 「折り合いが難しい馬ではない、レースでは気にしなくていい。スタミナもある方だと思う。マイナスになるイメージはない」

 ――今回も前にいくプランは
 「そういうレースができればいいかな。ペースや他の馬にもよるけど、うまくスタートを決めて早めに動けるポジションを取れたらいい」

 ――相手関係は
 「強い馬がみんな出てきた感じだけど、ファントムシーフもトップレベルにいる1頭だと思う。馬としても皐月賞、ダービーと結果残せてないし、僕もダービー乗っていいレースできなかったので、なんとか菊花賞でという思いは強い」

 ――淀の3000メートル
 「菊花賞は淀でやりたい気持ちは数年あった。自分としてもいいイメージを持っているレース。今年もチャンスのある1頭で挑めるので楽しみにしている」

 ――今回で33回目の騎乗となる
 「子供の時から見ていて好きなレース。一番最初に勝ったG1が菊花賞、好きなレースですね」

 ――ファンへ
 「馬の方はいい状態と聞いている。かなりハイレベルなレースになると思うけど、チャンスのある1頭だと思うので、いい結果を出したい」

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