【菊花賞】(4)ダノントルネード 過去10年で最多4勝の吉兆枠、陣営「折り合いに課題がないタイプ」
2023年10月20日 05:23 リバティアイランドが牝馬3冠を達成した勢いそのままに、中内田厩舎に吉兆の風が吹いている。ダノントルネードが引き当てたのは2枠4番。阪神開催だった21~22年を除く過去10回で2枠は最多4勝。13年エピファネイア(3番)、15年キタサンブラック(4番)、16年サトノダイヤモンド(3番)、20年コントレイル(3番)が淀で歓声を浴びた。【4・2・0・14】で連対率30%。阪神開催の21年もタイトルホルダーが2枠3番から逃げ切った。
京都芝3000メートルは距離ロスは致命的。スタート後すぐに経済コースを確保できる内枠のメリットは大きい。福永助手は「折り合いに課題がないタイプなので対応してくれるとみています」と手応えを得ている。
2走前の京都新聞杯はサトノグランツの首差2着。前走・日本海Sは休み明けが影響してか8着に崩れたが、福永助手は「立て直しを図るように努めてきました」と反撃ムードを漂わせる。絶好枠を味方に2週連続G1獲りへ。今週は一転、高配当を巻き起こす意気込みだ。