【菊花賞】エクア 実績の中距離馬か資質のステイヤーか決断迫る
2023年10月20日 10:00 3000メートルの菊花賞がベストの馬はどれ?Vチューバー・樫桜花(かしおか)エクア=年齢非公表=がG1出走全馬について臨戦、調教、血統などから多角的に評価する「エクアのズバッと全頭評価」。実績を積んだ中距離馬か、実績ひと息でもステイヤーを狙うか。決断の時が迫る!印は日曜紙面で。
1枠1番トップナイフ
近親テイエムオペラオーと姿形は似ていないが、操縦性とタフさは共通。距離長そう。
1枠2番ウインオーディン
父の産駒は芝の延長得意で菊実績上々。ただ本馬の馬体やフットワークは中距離志向。
2枠3番シーズンリッチ
父母と母父が同配合でトニービンのクロスがポイント。潜在的ステイヤー資質はある。
2枠4番ダノントルネード
母は早熟の豪G1馬で、配合の字面以上にスプリント色。この父とはいえ三千は微妙。
3枠5番パクスオトマニカ
ダートはノーカウントで良くダービーの逃げは見どころ。ただハナ行ける保証がない。
3枠6番リビアングラス
前走逃げたのはファントムシーフと本馬の2頭。のるかそるかで逃げるならこちらか。
4枠7番タスティエーラ
距離は合わない気もするが、折り合って好位のスタイルで菊も乗り切れそうな盤石感。
4枠8番サヴォーナ
菊を意識したローテで菊向きのステップアップを果たす。一方で配合は菊っぽさ薄い。
5枠9番ノッキングポイント
前走で4着に負かしたプラダリアが京都大賞典勝ち。いかにも中距離の配合がどうか。
5枠10番マイネルラウレア
末脚が切れるステイヤーで中距離では追走負けする。この距離で追走が楽になるなら。
6枠11番サトノグランツ
配合は父の再現。その父のキャリアピークは3歳秋~暮れ。少しピークは遅れそうか。
6枠12番ハーツコンチェルト
瞬発力に特化したスタイルで、常に自分よりちょっと切れる馬がいる。延長はどうか。
7枠13番ナイトインロンドン
ディープボンドと同牝系。なにせ芦毛のステイヤー。昭和の競馬ファンがみんな買う。
7枠14番ソールオリエンス
タフ皐月を勝ち究極上がり勝負のダービーも首差2着。条件を問わず世代で最上位級。
8枠15番ファントムシーフ
神戸新聞杯で絶妙なペースのコントロールを見せた。単騎で行けばペースは掌中だが。
8枠16番ショウナンバシット
父の産駒は二四以上の勝ち星なし。祖母は米の名牝も、菊に向く配合とは言いづらい。
8枠17番ドゥレッツァ
能力は底知れぬものあり。ただ少頭数をスパンと差してきた戦歴は菊向きと言えない。