武豊 JBC乗り替わり…豪遠征も騎乗見送り JCでドウデュース騎乗へ
2023年11月1日 05:08 29日に東京5Rの新馬戦終了後に騎乗馬に蹴られ、右足を負傷した武豊(54)が31日、自身の公式サイトで今週JBCデー(11月3日、大井)と翌日オーストラリアの騎乗を見送ると発表した。ケガは「太ももの筋挫傷」とし「再来週のマイルCSの週には戻ってこられるように、治療とリハビリを頑張ります」と気持ちを切り替えていた。
JBCスプリントのリメイク(牡4=新谷)は御神本に乗り替わる。JBCクラシックのノットゥルノ(牡4=音無)は「森泰斗君に依頼しました」と音無師。JBCレディスクラシックのアイコンテーラー(牝5=河内)は松山とのコンビで臨むと河内師が明かした。
オーストラリア遠征中でゴールデンイーグル(11月4日、ローズヒルガーデンズ)に出走するオオバンブルマイ(牡3=吉村)は武豊に替わる鞍上が地元の1100勝ジョッキー、ジョシュア・パー(36)に決まった。
《ドウデュース武豊でJCへ》29日の天皇賞・秋で7着に敗れたドウデュース(牡4=友道)は主戦・武豊とのコンビでジャパンC(11月26日、東京)を目指すことが分かった。31日、友道師は「幸いにもレースのダメージはなさそう。次はジャパンCに行くことになると思います」と明かした。
天皇賞は騎乗予定だった武豊が当日の東京5R終了後に騎乗馬に蹴られて右足を負傷、戸崎に乗り替わった。約4週間後の大一番は武豊とのコンビ復活で参戦予定。鞍上は今週の騎乗を見送ることになったが、指揮官は「連絡をもらって大丈夫とのことだったので豊さんで」と期待を寄せる。同期のイクイノックスを負かした昨年のダービーと同じ舞台で輝きを取り戻すか。