鷲頭虎太 障害との二刀流に挑戦「やれるところまで頑張りたい」

2023年11月14日 14:07

<鷲頭虎太騎手障害騎乗>障害レースに参戦し、平地との二刀流挑戦を決めた鷲頭虎太(撮影・坂田 高浩)

 デビュー2年目の鷲頭虎太(19=千田)が今週から障害レースに参戦し、平地との二刀流で活躍の場を広げることを明かした。今週18日の福島5R障害オープンではタマモワカムシャ(セン4=川村)で障害レースに初めて騎乗する予定だ。
 
 
 鷲頭は「自分自身に物足りなさを感じていて、やれるところまで頑張りたいと思い、障害にチャレンジすることを決めました。平地が中心になるとは思いますが、その上で障害も取り入れて技術的にも向上していきたいです」と説明した。

 障害で活躍する同期の小牧加矢太に相談し、師匠である千田師の許可を得て新たな一歩を踏み出す。「(障害練習は)先週から乗り始めましたが、競馬学校で学んでいたこともあり、飛越に恐怖心はないです。組み立てとか障害ジョッキーの動きに対応できるよう、スムーズにレースをしたいです」と意気込みを語った。


 ◇鷲頭 虎太(わしず・こた)2003年(平15)12月6日生まれ、北海道七飯町出身の19歳。栗東・千田厩舎所属。昨年3月5日にデビュー。同年5月7日、中京5Rのヤマニンゼストで初勝利。1メートル63、46・8キロ。血液型B。JRA通算443戦17勝(14日現在)。

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