【ジャパンC】エクアの全頭診断 これぞ頂上決戦

2023年11月24日 11:15

エクアの全頭診断

 「エクアのズバッと全頭評価」は、Vチューバー・樫桜華(かしおか)エクア=年齢非公表=がG1出走全馬について臨戦、調教、血統などから多角的にジャッジ。頂上決戦にふさわしい主力を擁し、それでいてバラエティーに富んだフルゲートとなった今年のジャパンCでも快刀乱麻の評価を下した。

1枠1番リバティアイランド
 同世代牝馬での傑出度は歴代名牝をしのぐレベル。追う立場で競馬も組み立てやすい。

1枠2番イクイノックス
 中3週での叩き2走目、あふれる闘争心。いずれも本来ポジティブな要因。心配無用。

2枠3番タイトルホルダー
 パンサラッサの番手でこの馬の出方次第で流れが決まる。早め前に出る出来にあれば。

2枠4番スタッドリー
 この相手でためて末脚勝負では分が悪く、位置を取りにいくと決定力が足りなくなる。

3枠5番ドウデュース
 前走は完敗も、調教で小気味いいピッチ走法。マイラーみたいな脚を使うが距離OK。

3枠6番フォワードアゲン 
 重賞では新潟記念4着が最高。そこそこいい脚を繰り出すが、決定力不足は否めない。

4枠7番イレジン
 時計のかかるフランス芝で結果を出しているが、走りはエレガント。ただ適性は遠い。

4枠8番パンサラッサ
 予定を前倒しで出走してきただけある調教の動き。5F58秒台なら距離もこなせそう。

5枠9番ヴェラアズール
 昨年覇者。条件級とG2を連勝した昨年に対し、今年は勢いを欠く。気配も成績通り。

5枠10番ダノンベルーガ
 正面からイクイノックスにぶつかった前走が完敗。ただ気配は前走より上向いている。

6枠11番トラストケンシン 
 昨年も出走しており1秒3差の13着。長期休養明けで大きな加点材料も見当たらない。

6枠12番チェスナットコート
 キャリアピークの日経賞2着、天皇賞・春5着は5年前。戦歴には敬意を表したいが。

7枠13番クリノメガミエース 
 早めの参戦表明で呼び水になった。除外出て滑り込み出走と出馬投票までの陰の主役。

7枠14番ディープボンド
 春盾3年連続2着の実力は認めつつも、行き脚が鈍化。スピード勝負への対応に懸念。

7枠15番ショウナンバシット
 皐月賞5着、ダービー16着が示す通り。さばき巧者で中山など小回りの方が走るはず。

8枠16番インプレス
 位置を取ると脚を使えないので、後方からの勝負に。伸びるものの前も止まらぬ相手。

8枠17番スターズオンアース
 並々ならぬ勝負への意欲で、馬券圏内を外したことがない。ハイレベルでも相手なり。

8枠18番ウインエアフォルク
 母はティッカネンの代表産駒。ジリ脚にこの父で上がりのかかる長丁場向き。適性外。

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