最強イクイノックス、種牡馬で新たな戦いへ…今年のセレクトではコントレイル産駒が5・2億円

2023年11月30日 14:48

ジャパンカップでG1・6連勝を達成したイクイノックス

 世界最強のイクイノックス(牡4=木村)が現役を引退することが11月30日、分かった。シルクレーシングの公式サイトで同日、発表された。

 今後は社台スタリオンステーションで種牡馬入り。新たな戦いが待つ。

 今年7月に行われた日本最大の競走馬セリ「セレクトセール2023」で主役を務めたのは、ディープインパクトが送り出した20年の3冠馬コントレイルだった。当歳の初年度産駒が登場し、史上3位となる5億2000万円の「コンヴィクションの2023」(牡)を筆頭に上場20頭中8頭が1億円を超えた。

 イクイノックス、今年の皐月賞馬ソールオリエンスを輩出したキタサンブラックも“祭り状態”だった。当歳では「ファディラーの2023」(牡)が3億8000万円、「キラーグレイシスの2023」(牡)が3億2000万円。1歳でも「インクルードベティの2022」(牡)が3億1000万円で落札された。

 イクイノックス産駒がセレクトセールに登場するのは、25年。果たしてどんな金額で落札されるのか。注目だ。

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