【阪神JF】ボンドガール ウマ娘でおなじみ藤田晋オーナーに初のG1制覇チャンス
2023年12月4日 05:24 師走の開催は2週目を迎え、2歳G1がスタート。阪神日曜メインは2歳女王決定戦「第75回阪神JF」が行われる。今年もハイレベルなメンバーがそろった。中山でカペラS、中京では中日新聞杯と3重賞が行われ、海の向こうでは日曜に香港国際競走(シャティン)が組まれ、日本馬14頭が出走。JRAによるG14競走の馬券発売が実施される。大いに馬券を楽しもう。
ボンドガールはデビュー前からPOGなどで評判を集めていた。新馬戦はラスト2F11秒0→11秒1のレースラップを3番手から押し切り。上がり3F33秒0と切れ味を見せた。
続くサウジアラビアRCで2着。紅一点のメンバー構成、牡馬相手に結果を出したのは大きい。3着シュトラウスは続く東スポ杯2歳S勝ち。競った相手も強かった。半兄ダノンベルーガは昨年の共同通信杯覇者と血筋も確か。ウマ娘でおなじみの新進・藤田晋オーナーに初のG1タイトルをもたらすか。
アスコリピチェーノはデビュー2連勝で新潟2歳S勝ち。2走ともに上がり3F33秒3と末脚を発揮。近親に活躍馬が並び、半兄アスコルターレは3歳春までにオープン2勝と早い時期から活躍した。逆転の下地はそろう。
コラソンビートは、前走の京王杯2歳Sでこちらも紅一点でレコードV。マイルでも勝っており、1F延長も問題ない。新種牡馬の父スワーヴリチャードは初年度からブレーク。一気にG1を射止めてもいい。サフィラは血統的には晩成の傾向ながら、前走のアルテミスSで2着。初戦の3着は内ラチに接触するアンラッキー、度外視していい。
≪マーカンド好感触≫サウジアラビアRC2着から戴冠を狙うボンドガールは、2週連続で追い切りにマーカンドが騎乗した。先月29日はWコースで5F66秒5~1F11秒8を計時。マーカンドは「凄く良い感じ。ハミを調整してもらって、馬が気に入っている感じがしました。ハイレベルな相手と戦ってきた馬。あとはリラックスできるかどうかが鍵」と見通しを語った。