JRA通算2000勝の川田将雅「本当に多くの馬たちに感謝」「先輩方に早く追いつけるように」
2024年2月11日 18:31 デビュー21年目の川田将雅(38)が東京12Rのハードワイヤードで勝ち、JRA通算2000勝を達成した。史上9人目(現役4人目)。1万2187戦目での大台到達となった。
レース後に行われたセレモニーには多くのファンが詰めかけ、祝福の声援を送った。
川田のコメントは以下の通り。
無事に今週中にたどり着くことができて良かったと思います。昨日、今日と東京に参戦させていただき、昨日からすごい期待を感じていたのですが、勝ち切ることができぬまま今日のこの最終まで時間が掛かってしまいまして。とはいえこうやって勝たせていただけたことで、みなさんに喜んでいただく時間になったということもありがたく思います。
2月末で丸20年が終わるのですが、年平均100勝させていただかないとここまでたどりついていない数字ですので、それだけたくさん有力馬ばかりに乗せていただいて勝たせていただけたということを、本当に心からありがたく思いますし、たくさんの馬たちが頑張ってくれたおかげでこの数字を積み重ねることができましたので、負けた馬も含め、本当に多くの馬たちに感謝したいなという思いです。
現役のジョッキーで僕より勝っていらっしゃるのが、柴田善臣騎手、横山典弘騎手、武豊騎手だけになりましたので、少しでもその先輩方に早く追いつけるように一つ一つを積み重ねて参りたいなという思いです。
日本人騎手の代表というつもりでここ数年頑張ってきましたので、ルメール騎手と競り合いながら、日本人騎手たちのレベルが上がっていることは間違いないですので、これからも良い背中を見せられるように、ルメール騎手と良い戦いをしていけるように、僕自身頑張っていきたいなと思います。
本当に2000勝までたどりつけてありがたく思いますし、こうして多くのお客さんに残っていただき、見守っていただき、本当にありがとうございます。来週、再来週とカタール、サウジアラビアと海外が続きますので、何とか今日までにという思いで、達成できたこともありがたく思いますし、また帰って来ましたら、日本での競馬を楽しんでもらいたいと思いますが、この先のカタール、サウジアラビアに日本馬がたくさん行きますので、そこを応援していただけたらなと思います。ありがとうございました。