【コーラルS】初陣2着 福永師の感謝と武豊の“口撃” 夢タッグに阪神競馬場沸いた

2024年3月9日 17:20

<コーラルS>レースを終えた武豊騎手(左)と会話する福永師(撮影・中辻 颯太)

 “夢タッグ”に阪神競馬場が沸いた。

 9日の阪神11R・コーラルS(ダート1400メートル)に、新規開業した福永祐一師がレオノーレ(牝5)を送り出した。騎乗したのは武豊。4分の1の抽選を突破し、ゲートインした。

 果敢に先手を奪うと、直線でも逃げ切り態勢。だが、ゴール寸前でレディバグ(牝6=北出)が強襲し、ハナ差で敗れた。

 引き揚げてきた武豊は馬上から、福永師に「どうもすいませんでした。指示通り乗れなくて」と笑顔で謝罪。「惜しかったですね。(ハナへ)行けたら行こうかと思っていました。あそこまでいったら勝って一緒に写真を撮りたかったですね」とし、「(福永師は)かなり不満そうな顔をしていましたよ。(レース前のパドックでの)足の上げ方は下手くそですね、慣れないと思うのでこれからでしょう」と笑って“口撃”した。

 一方の福永師は、武豊に感謝。「いや~、もうこれ以上ない競馬をしてくれましたね。前残りの馬場を読んでやってほしい競馬をしてもらった。勝ちに等しい内容。完璧に乗ってもらったと思います。豊さんに依頼して良かったです」と初陣を振り返った。

 

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