【スプリングS】シックスペンス デビュー3連勝へ豪快併せ2馬身先着!国枝師うなった「完璧」

2024年3月14日 05:28

併せ馬で追い切るシックスペンス(右)(撮影・郡司修)

 3枚の皐月賞切符を懸けたトライアル「第73回スプリングS」の追い切りが13日、東西トレセンで行われた。デビューから2連勝中のシックスペンスが美浦坂路での併せ馬で抜群の切れ味を披露。無傷3連勝での重賞初Vに向け、万全をアピールした。

 名伯楽・国枝師が開口一番「完璧だね」と思わずうなる最終追い切りだった。前日(12日)昼過ぎから夕方にかけて降り続けた大雨の影響で重馬場となった坂路も苦にせず、シックスペンスは力強い脚さばきで豪快にウッドチップを蹴散らし駆け上がった。
 エリカリーシャン(3歳1勝クラス)を1馬身追走する形でスタートし、ゴール前で追われるとあっという間に僚馬を抜き去り2馬身突き抜けた。4F52秒7~1F12秒3。指揮官は「先週しっかり負荷を掛けている(Wコース5F65秒5~1F11秒5)ので、当週としては十分な動き」と状態に太鼓判を押した。

 新馬戦→ひいらぎ賞とトリッキーな中山マイルで無傷2連勝。共にレースセンスの高さを示しながら、走破時計も1分37秒1→1分35秒5と順当にパフォーマンスを上げてきた。今回はアーモンドアイで芝G1・9勝の金字塔を打ち立てた国枝厩舎×ルメールの最強タッグが再結成。新馬戦で手綱を取ったルメールは「スペースを見つけてからはいい瞬発力を見せてくれた」と当時からその素質を高く評価していただけに、期待は高まるばかりだ。

 初の1800メートルとなるが、キズナ産駒はJRA芝重賞24勝のうち半数以上の13勝を1800メートル以上で挙げている。血統面からも距離延長は問題なく、国枝師も「デビューから馬体もしっかり成長している。1Fの延長なら問題ないよ。クラシックに向けて賞金を加算したいね」と心配していない。母フィンレイズラッキーチャームは米国G1馬(18年マディソンS)で血統的スケールも大きい。名門の良血馬がデビュー3連勝で重賞も突破し、大舞台につなげる。

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